飛躍の象徴“兎”を技と芸術性で表現

十二支の動物とともに、ブータン選りすぐりの建築物や美しい自然の風景を描くブータンの干支コインシリーズ、2023年銘〈卯年兎図〉のご案内です。第8弾となる今回も、ブータンの伝統とモダンが1枚に凝縮されています。

表面には、雲の渦と葉などのモチーフで飾られた至福の兎を、伝統と現代の芸術様式を組み合わせて表現。裏面には、ブータンの神話で「女神の山」と呼ばれ、仏教徒にとって神聖視されるヒマラヤ山脈の「ジョモラリ山」の美しい景観が描写されています。

■ジョモラリ山
ヒマラヤの山脈にあり、ブータンとチベットの国境にそびえる「ジョモラリ山」は、“カンチェンジュンガの花嫁”とも呼ばれ、標高7,326mを誇ります。南側に流れるパロ川と北側に流れるアモ川の源流となっています。